ご挨拶


幕末の志士、吉田松陰烈士の言葉に「天道も君学も一の誠の字の外になし、人唯だ一誠あり。畢竟、一誠、なり」があります。
また、当流第十三代男谷信友先生の言葉に「我は忠だけは誰にも負けじ」、弟子の島田虎之助先生の言葉に「剣は心なり。心正しからざれば、剣また正しからず。」とあります。
これら先生方の言葉は、まさに当流、直心影流の神髄を物語っています。
即ち直心の剣は、覇道の剣ではない、王道の剣、治国平天下斉家修身、人事を盡して天命を待つの大道を守り抜く大活人剣であり、「平常即道場、道場即平常」「平常即戦場、戦場即平常」「平素即臨終、臨終即平素」の覚悟の下、烈々なる気魄を以て、悔いなく人生を築き上げ、国家社会に貢献し、「生死一如」の悟りの下、必死三昧の覚悟で難関を突破し、成功の彼岸に達する、真の正義大道、心胆英雄の剣の道なのです。
特に当流第十五代山田次朗吉先生が第十七代大西英隆先生に当流を任せられ、大西先生が戦後日本を憂え、国民精神復興のため尽力された精神を、我々ながらに心を込めて受け継ぎ、大和魂、日本人伝統の精神を取り戻し、発揚すべく、この素晴らしい直心の剣の大道を、ともに一つになって、一生涯をかけ、一意専心、修行して参りましょう。


鹿島神伝直心影流 一誠会
代表 児玉一成